Home > スポンサー広告 > らぶドロッドロ人間

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Comments: -

Comment Form
Only inform the site author.

Trackback+Pingback: -

TrackBack URL for this entry
http://artificialnight.blog63.fc2.com/tb.php/107-ff609264
Listed below are links to weblogs that reference
スポンサーサイト from 蘆花/松野泉

Home > スポンサー広告 > らぶドロッドロ人間

Home > - > らぶドロッドロ人間

らぶドロッドロ人間

  • Posted by: 松野泉
  • 2010-05-24 Mon 00:10:43
  • -
先週、久しぶりに芝居を観た。
ので、少々長い覚え書き。
地上に森、2階にマンションの一室という
2つの世界の断面が舞台上にあり、
その上下の世界でそれぞれに物語が進み、
やがてその世界が一つに繋がっていく。
ネタとしてはよくありがちな、現実と、
その現実にいる人物の脳内の二つの世界が
互いに影響したり、すれ違ったりしながら
舞台は進行するのだが、
その構造が露呈するまでの前半部分と
構造が示されてからの後半では全く舞台の質が違っていた。
簡単に言うと、前半がとても退屈で、後半は俄然面白くなる。
何故前半が退屈かというと、内容が見えないからではない。
2階の住人達が繰り広げる日常のような、リアルっぽい演劇が面白くないのだ。
テレビが垂れ流され、退屈な会話が演劇口調で交わされ、
申し訳程度に女性が下着になったりする。
何かドラマが産まれているような気配はあるのだが、
やり取りが面白くないので、どうしても内容が入ってこない。
ポツドールという劇団が、セミドキュメントという方法論で、
暴力や、性行為の発生する瞬間を舞台上に持ち込んで話題になっていたが、
前半の2階の住民にはそういうあざとい見せ方があっても良かったのではないだろうか。
ポツドールの演出家が想像力を働かせる余地を与えない事が秘訣だと言っていた。
そんな中で、前半にも面白いところはあった。
それは突然ダンスが起こる瞬間だ。
今回のゲストが「きたまり」さんというダンサーの方なので、
必然的にそういう形になったのだとは思うが、
もっとそのダンスな瞬間が見たいと思った。
日常の中に狂気が宿る瞬間というのは面白い。
それは暴力という言葉にも置き換えられる。
友人を裏切った女が腕を振り振り、友人の両親に
自分は悪くないのだと主張するシーン。
森の中で自閉症のように振る舞うヒロインの彼氏も
またその過剰な怯えの振る舞いがダンスみたいだった。
しかしそのダンスな瞬間に対して演出家がそれ程意識的で
あるようには思えなかった。
緊張感の欠如というのが、意図されたものなのかも疑問だった。
「らぶドロッドロ人間」というタイトルは逆説的で、
人を背負う(心情的にも、身体的にも)という事が一つの
テーマになっているのだが、自閉症の男も、女の友人達も、
両親も彼女を背負う事はできない。(というより拒否する)
愛してる、愛してると叫びながら、人の人生を背負う事を
周到に避けていく登場人物達はそれぞれに全然噛み合わず、
それ故に、ドロドロとした人間関係には落ちていかない。
ダラダラと書いてしまったが、
久しぶりに芝居を見て何やかんや文句を言いながら、
とっても楽しかったのだ。
スポンサーサイト

Comments: 0

Comment Form
Only inform the site author.

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://artificialnight.blog63.fc2.com/tb.php/107-ff609264
Listed below are links to weblogs that reference
らぶドロッドロ人間 from 蘆花/松野泉

Home > - > らぶドロッドロ人間

タグクラウド
リンク
ブログ内検索

Return to page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。